みなさん、こんにちは。

1月6日午前10時18分に、島根県東部を震源とする震度5強の地震が発生しました。

被害に遭われました皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。

 

私ども安来市加納美術館では、当日はたまたま休館中でお客様もおらず、職員も不在であったため、人的被害はありませんでした。

また、展示替えのため作品はすでに撤収しており、展示室に展示中の作品もなかったことから、作品への被害もありませんでした。

水道管などの配管や電気系統についても、現在のところ異常は見つかっておりません。

 

大きな余震が来る可能性も懸念されましたので、展覧会につきましては1週間延期し、1月18日オープンとする判断をいたしました。

1月13日までの1週間に大きな余震はありませんでしたが、体感する地震は連日あり、必ずしも落ち着いた状況とは言えない日々が続いています。

 

美術館の建物については、その後の余震や寒波、強風の影響もあり、外壁の一部に剥落や亀裂が確認されました。

また、2階展示室では、作り付けの展示ケースの天井が剥がれ、ピクチャーレールがずれていることが、数日後に判明しました。

 

この2階展示室につきましては、天井板をはがして内部点検を行い、修繕計画を立てることとなりました。安全を期すため、当面の間、2階展示室は閉鎖いたします。

そのため、2階展示室「加納莞蕾展」は、しばらくの間ご覧いただけなくなっております。

 

今回の地震の震央(震源地)は、安来市加納美術館のほど近い場所であり、この程度の損害で済んでいることは、誠に不幸中の幸いであったと感じております。

しかしながら、展覧会を楽しみにお待ちくださっていた皆様には、大変申し訳なく、心よりお詫びを申し上げます。

 

企画展「鈴木禎三展 碗の中の小宇宙」は、1月18日の開幕に向けて、中断しておりました展示作業を進めております。

2階展示室の再開につきましては、日程が決まり次第、改めてお知らせいたします。

 

各地で地震が頻発しております。

これまで比較的地震に縁の薄かった当地においても、今後は一層気を引き締め、地震対策・災害対策に取り組んでいく所存です。

 

以上、地震発生から一週間の現況報告とさせていただきます。

 

ご心配をおかけしておりますが、通常営業に戻るまで、今しばらくお待ちいただきますよう、お願いいたします。

 

なお、併設の「レストラン やまさや」は通常営業しております。

ぜひご利用いただきますよう、お願い申し上げます。

 

2026年1月14日

安来市加納美術館

館長 千葉 潮