土門拳―肉眼を超えたレンズ―(終了しました)
2022年10月25日
【会期:2022年9月10日(土)~10月24日(月)】
発表された数多くの作品と土門拳の写真に対する考え方は、その時々の社会に影響を与え、日本の写真文化の形成にも大きな役割を果たしてきました。
この度、土門拳記念館の協力のもと、日本の写真を牽引してきた土門拳を紹介する共同巡回展を開催します。当館では第7回安来市平和のつどいの関連事業として、『ヒロシマ』をはじめ『筑豊のこどもたち』やライフワークである『古寺巡礼』、『風貌』、戦前から戦中・戦後の日本の姿をとらえた貴重な作品群など、土門の代表作約110点を展示します。
(写真/平等院鳳凰堂の大棟鳳凰を撮影中の土門拳©撮影者不詳/土門拳記念館蔵)
【会期】2022年9月10日(土)~10月24日(月) 休館日/毎週火曜日
若い看護婦(1938年) ©土門拳/土門拳記念館蔵 |
傘を回すこども 小河内村(1935年頃) ©土門拳/土門拳記念館蔵 |
会期中の催し
土門拳記念館学芸員・田中耕太郎氏による講演会
展覧会特別協力の土門拳記念館からゲストを招き、土門拳についてお話しいただきます。
日時/9月10日(土) 13:30~
講師/田中耕太郎氏(土門拳記念館学芸員)
場所/布部交流センター(当館隣)
定員/50名(要予約)
参加費/無料
写真家・藤森武氏による講演会
展アドバイザーである藤森武氏は、土門拳の内弟子でもありました。また、安来市出身の紙塑人形作家・青戸慧氏の作品集の撮影カメラマンでもあります。人間土門拳また、安来の話も伺います。
日時/9月11日(日) 13:30~
講師/藤森武氏(本展アドバイザー、土門拳記念館学芸担当理事)
場所/布部交流センター(当館隣)
定員/50名(要予約)
参加費/無料
[対話型鑑賞会]アート de トーク
鑑賞者同士で作品について、何が映っているのか、作家の意図は何かをおしゃべりしながら発見していきます。
日時/9月25日(日) (1)10:30~ (2)13:00~
場所/当館 展示室
参加費/無料(入館料が必要です)
[ワークショップ]布部を写そう撮影会
美術館のある布部は自然や歴史の豊かなところです。地域のいいところを写す撮影会。
日時/10月1日(土) 13:30~15:00(必ず13:30までに美術館にお集まりください。)
※チラシには10:00~とありますが、正しくは13:30~となります。
講師/市川修平氏(尼子写真クラブ主宰)
定員/10名(要予約)
参加費/1,000円
横浜美術館学芸員・大澤紗蓉子氏による講演会
本展覧会カタログの総論執筆者である大澤紗蓉子氏をお招きします。
日時/10月16日(日) 13:30~
講師/大澤紗蓉子氏(横浜美術館学芸員)
場所/布部交流センター(当館隣)
定員/50名(要予約)
参加費/無料
※土門拳の「拳」の字は正しくは旧字体です。
イベントお申込み・お問い合わせ先▼
0854-36-0880(9:00~16:30)
※感染症予防のため、入館時にはマスク着用、検温等にご協力いただきますようお願い致します。また、人数制限を行う場合があります。詳しくは美術館までお問い合わせください。