人形作家 安部朱美 三十五年の道程(みちのり) ー今伝えたい、この思いー 終了しました
平成28年7月16日(土)~9月26日(月) ※期間中、一部作品の展示替えがあります。
米子市在住の創作人形作家安部朱美さんの作品展を開催します。
1981年に創作人形と向き合い始め、今年で35周年を迎えました。2007年に京都宝鏡寺門跡人形展50周年記念人形作品公募展」で大賞を受賞しました。2010年には全国巡回展を実施。現在、北鎌倉古民家ミュージアムで作品が常設展示されています。
安部朱美さんの35年の道程は、あたかも人生の師を求める旅のように見えます。いただいたご縁が新しい作品を生み出してきました。その結果、作品は人形にとどまらず、レリーフや陶器をはじめ多岐に渡っています。
制作に際して、語り過ぎず・創り過ぎないように心がけているという安部さん。 見る人がそれぞれの想いを重ねてくださるようにと願ってのことです。来場された皆様が作品から様々な「思いやり」「愛」「つながり」などを感じ取って下さったら幸いです。
安部朱美プロフィール
1950 鳥取県西伯郡(現:南部町)で生まれる
1981 模索しながら独自の技法で創作粘土人形を始める
1994 「新協美術全国展」新協彫刻賞
1998 「鳥取県用瀬・全国創作和人形コンクール」流しびな大賞
1999 南部町総合福祉総合センターにブロンズ像「絆・明日への詩」設置
2002 第17回国民文化祭「全国和人形コンクール」鳥取県実行委員会会長賞
2007 米子市美術館で個展
2007 「宝鏡寺門跡人形展50周年記念公募展」で「かあちゃんよんで」が大賞
2010 作品「かあちゃんよんで」が国民読書年ポスターに起用
2010 全国巡回展「安部朱美創作人形 昭和の家族∼きずな、伝えるこころ」スタート
2014 ドキュメンタリー映画「いきたひ~家族で看取る」に人形7テーマが出演
2015 北鎌倉古民家ミュージアムで常設展示「昭和の家族~きずな」
2015 臨済宗大本山円覚寺に「坐禅」人形8体奉納
「便り」
ギャラリートーク
◇おはなし 安部朱美さん
●7月16日(土) 10:00∼11:00
●8月28日(日) 13:30∼14:30 講演会
◇8月7日(日) 13:30∼15:00
「人形に想いを込めて ーご縁は繋がるー 」
講師 安部朱美さん(人形作家)
「母の祈り」
ファミリーコンサート
◇8月15日(月) 13:30∼15:00
出演 Duo・アフェッティ 映画と講演
◇9月19日(月) 13:30∼15:00
「いきたひ∼家族で看取る」
講師 長谷川裕子さん(映画監督)
「牧歌」