企画展 「山本陶秀と青戸慧ー日本の心を視るー」 終了しました
生誕110年を迎えた山本陶秀と作家デビュー80年の青戸慧の二人の作品を展示します。
<生誕110年> 山本陶秀 (やまもととうしゅう)
備前焼ロクロ技術の第一人者。作品は優れたロクロ技術に裏づけされ優雅・端正で気品がある。『茶陶の陶秀』といわれた。
備前焼の第一人者として知られる山本陶秀(1906-1994)は、備前三人衆の一人として知られています。ろくろの名人と言われた陶秀は、小堀遠州好みの作品に通じる温雅な作風が高く評価され、81歳で人間国宝に認定されました。常に新しい備前焼や自分らしい備前焼を目指して制作に励みました。
獅子置物
<作家デビュー80年> 青戸 慧 (あおとけい)
安来市出身の青戸慧(1920-2004)は、17歳の時に塑像作品が商工省工芸展で初入選して以来多くの塑像を作ってきましたが、昭和23(1948)年に鹿児島寿蔵の紙塑人形に出会ったのを契機に和紙を素材とした紙塑人形作家に転じました。また墨彩画でも新たな境地を切り開きました。
蹴鞠
期間中のイベント
◇1月29日(日) 13時30分~15時
<講演会> 重田雅彦氏 「山本陶秀の世界」
◇2月26日(日) 13時~16時
石見石見神楽で楽しむ神話と伝説の世界
出演:浜田市佐野社中 様