布志名焼の世界 ー不易流行を愉しむー
時代を超えて常に人を感動させる永遠性と、時代の変化に応じて進展する新しさをもつ布志名焼。その美しさは現代人の心を揺さぶります。
「色絵山水図角花入」 永原雲永作 (江戸末期)
会期:10月17日(土)~12月24日(木)
多くの人々に愛された布志名焼、江戸時代から現在までの変遷をたどります。
【江戸時代の布志名焼】
布志名焼は松江市湯町布志名に位置する陶器窯で、舟木村政が寛延年間(1748-50年)に始めたと伝えられる。
布志名「秋草図汁次」江戸末期 雲善作
布志名 「燭台」 江戸末期 永原雲永作
【明治時代の布志名焼】
布志名焼窯元は共同で若山陶器会社(1877-84頃)を設立して海外への輸出に乗り出す。
布志名「色絵花唐草文像耳花瓶」 明治時代 永原雲永作
布志名「蒔絵茶碗」大正~昭和初期 寛秀作