創作への意欲に見る ふるさとのちから 『西田明史展』
*オープニングセレモニー* 4月2日(木) 午前10時~
西田明史の長男・多聞氏をお招きし、セレモニー終了後、ギャラリートークを行います。
東京のアトリエから里帰り作品展示
西田明史(1908~1999)は、能義郡布部村(現:安来市広瀬町)の出身である。
島根県吉田村出身の彫刻家:内藤伸を頼りに上京・師事。
昭和2年、第8回帝展に初入選して以来、連続入選・特選を重ね昭和14年 第3回文展出品以降 無鑑査待遇 となられ、続いて文部省美術展無鑑査委員に推薦される。
十一面観音像(未完成作品)
西田明史の作品には、芸術家にとっての感性を育てたふるさとは如何なるものかがよく分かる。
来館の方には作品を通してその中に潜んでいるふるさとを味わっていただきたい。
また、多くの子どもたちにも呼びかけ作品の過程を見ることで彫刻に関心を持ち、作品を作る苦労・喜び等を感じてもらいたい。
牛(未完成作品)