加納溥基コレクション+ 備前焼に魅せられて~土と炎~
当美術館の創設者・加納溥基が収集した加納溥基コレクションに加えて、現在活躍中の作家の作品も合わせて展示し、伝統を引き継ぎながら未来へと続いていく備前焼とその魅力をお楽しみください。

【会期】2022年1月12日(水)~4月10日(日)

休館日/毎週火曜日(祝日の場合は翌日)

 


備前焼とは?

藤原雄「擂座線紋花器」岡山県備前市のやきもので、日本六古窯(瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波、備前)の一つです。その歴史は平安時代末期から始まり、鎌倉時代には生活必需品として西日本一帯で使用されていました。茶の湯が大流行した桃山時代には、茶陶として愛されており、豊臣秀吉も大ファンの一人だったといわれています。

備前焼は釉薬や絵付けもないにも関わらず、焼き方によって様々な色が生まれ、また灰のつき方によっても、いろいろな模様や表情が豊かに生まれます。

加納溥基は、収集するうちにその魅力に強く魅せられていきました。今では当館の所蔵する備前焼作品は約550点あまりにもおよび、名工・金重陶陽の作品を100点以上もつという、国内でも貴重なコレクションとなっています。


会期中の催し

学芸員によるギャラリートーク

 

◎要予約 各20名限定

 

・2月13日(日) 11:30~ 14:00~

2月13日(日)のギャラリートークは、島根県内新型コロナウイルス感染者の急拡大により、中止とさせていただきます。

 

・3月21日(月・祝) 11:00~ 14:00~

 


 

※感染症予防のため、入館時にはマスク着用、検温等にご協力いただきますようお願い致します。また、人数制限を行う場合があります。詳しくは美術館までお問い合わせください。

 
出品作家 (五十音順)
安部安人 伊勢﨑淳 伊勢﨑陽山 浦上善次 大饗仁堂(初代) 隠崎隆一

金重晃介 金重陶陽 金重道明 小西陶蔵 藤田龍峰(二代) 藤原啓

藤原建 藤原雄 藤原楽山 松井與之 森陶岳 山本陶秀 山本雄一