備前 研茶碗蛙の細工物を得意とし、蛙仁堂の異名を侍つ細工の名手。京都にて陶芸修行をし、竹野某について細工物を学ぶ。三村陶景の開いた伊部陶芸学校で学び、同時に彫刻家・井上仰山について、彫塑を学ぶ。
朝鮮総監府の招きで渡鮮、京城にて3年間陶芸を教える傍ら朝鮮陶器を研究する。

  • 大正3年 博覧会において朝鮮総督から賞を受ける。
  • 大正7年 備前に移り住む。
  • 昭和29年 岡山県重要無形文化財保侍者となる。

(写真は備前 研茶碗)