手焙り一対昭和19年に、二代目龍峰を襲名する。ろくろの名手で、左手の親指が手の甲についたという。
茶器が得意で、すべて磨きの技法で作り、煎茶器には朱泥や青焼きの手法を多用する。
花入を多く作り、龍峰風の棧切で焼き、酒器や茶陶に秀作が多い。
短歌・俳句・絵をたしなむ文人作家。

  • 昭和29年、岡山県重要無形文化財保侍者となる。

(写真は手焙り一対)