2020年度後期『加納莞蕾平和国際交流基金』事業
島根県での国際交流や平和に関する活動に助成をします。
公益財団法人加納美術振興財団では
平和を願い続けた加納莞蕾の思いを後世に伝えるため
島根県内で平和活動、国際交流などを行う個人や団体に
『加納莞蕾平和国際交流基金』から活動費を助成いたします。
助成対象
島根県内で平和活動、国際交流などを行う個人や団体。
こんな活動に助成します
・学校、地域などで平和推進のために行う行事。
・児童、生徒、学生などの国際交流活動。
・平和推進のための学術研究、書籍出版、講演会、演劇などの公演、ビデオ制作など。
・その他平和国際交流に関すること。
*用途は…会場費、交通費、材料費、制作費など。
2019年度助成事業実績
・大田市国際交流ディスコ音楽祭(大田代官山電子音楽倶楽部)(DJ派遣費)
・広島朝鮮初中高級学校民族文化交流会(益田市立高津中学校)(交通費・冊子制作費ほか)
・中学生と外国人留学生との国際交流(安来市立第二中学校)(交通費)
申請期間(後期)
2020年8月1日(土)〜10月31日(土)当日消印有効
個人、学校、町内会、自主グループなどが対象です。
ふるってお申し込みください。(営利目的の事業は申請できません。)
対象期間 2020年12月1日〜2021年5月30日に完了。
申請書
申請は以下の「助成金交付申請書」PDFまたはエクセルをダウンロードしてください。
助成金の審査・交付日程
(2020年度 変更になる場合があります。)
8/1〜10/31 | 申請 |
11月 | 審査(運営実行委員会) |
11月下旬 | 助成決定結果通 |
事業終了日から50日以内 | 事業報告 |
実績報告承認後20日以内 | 助成金交付 |
申請について
2020年8月1日(土)~10月31日(土)(当日消印有効)
申請書及び添付資料等、必要書類を作成のうえ、当財団へ提出してください。
◆メールの場合
art-kano@dojyokko.ne.jp へ送信ください。
◆郵送する場合
期日までに下記まで送付してください。
〒692-0623 安来市広瀬町布部345-27
(公財)加納美術振興財団 事務局 宛
*申請様式、交付要領等は、ホームページ(http://www.art-kano.jp)をご覧いただくか、または財団事務局にお問い合せください。
(問い合わせ受付時間:毎週火曜日を除く、9時~16時)
*提出された書類の返却はいたしませんので、予めご承知おきください。
◆交付対象としない事業
(1)実施主体が法人の事業(営利団体)
(2)政治、宗教活動と認められる事業
(3)建築物、備品及び構築物の購入を含む事業
(4)同一事業は、原則1回限りとする
◆助成金の額
事業1件あたりの助成金の額は、対象事業費の2/3以内の額とする。
但し、30万円を限度とする。(千円以下は四捨五入)
◆対象事業費
交付対象事業費は申請事業に要する経費として、次のいずれかに該当するものは対象としない。
(1) 団体の運営費
(2) 飲食に関する経費
(3) 団体構成員への謝金、賃金
(4) 備品の購入
(5) 目的外に使用するもの
加納莞蕾
(本名)加納辰夫(1904-1977)
画家。島根県能義郡布部村(現在の安来市広瀬町布部)生まれ。教員を経て、日中戦争では中国に従軍画家として派遣される。戦後、京城(現在のソウル)から引き揚げる。
1949年からフィリピンBC 級戦犯の助命嘆願運動を独自に展開。当時のエルピディオ・キリノフィリピン大統領をはじめ、カトリックのローマ法王などに直接嘆願書を送る。妻子を日本軍に虐殺されたキリノ大統領の心を動かすのは、容易ではなかったが、「赦しがたきを赦す」「憎しみを子孫に受け継がせない」という二人に共通する思いが死刑・無期懲役を含む戦犯全員の恩赦へとつながった。
これをきっかけに、布部村長時代には「布部村平和五宣言」を村議会で決議、また世界児童憲章の制定への努力など、世界の恒久平和を求めて活動し続けた。
公益財団法人加納美術振興財団
〒692-0623 島根県安来市広瀬町布部345-27
Email:art-kano@dojyokko.ne.jp
TEL:0854-36-0880 FAX:0854-36-0881
http://www.art-kano.jp